集中治療医のStudy Melbourne

麻酔科系集中治療医が家族4人でオーストラリア・メルボルンへ博士課程留学!初めての海外研究生活、メルボルンライフの模様をお送りします!

1年経過・生活について

渡豪1年の振り返りシリーズ、今回は私生活編。

夏は最高、冬は長く退屈

とにかく夏が楽しかった。クリスマスシーズンのBright旅行、その他週末に行った色んなところ、他家族との交流など。

 

湿度低め、朝晩涼しいという気候はかなり魅力的。緑も多いし散歩だけでも気持ちいい。

ただビーチ日和の暑い日は思ったより少なかった。今年が冷夏だった説と例年通り説のどちらも聞くけど、来年はもう少し暑い日が増えるといいなあ。

晴れた日のヤラ川沿いは本当に気持ちいい

逆に冬は憂鬱。雪も降らないし気温も東京ほど低くないけど体感はほぼ変わらない気がする。

雨が多く、寒い期間が長い。

 

5月に入り最近は朝は10℃以下まで冷え込む。これが11月まで続くとまだ続くと思うと恐ろしい。

 

去年の冬は子供の遊ばせ方に本当に困ったので今年は子供と冬を楽しむ方法を見つけたい。

住めば都

去年の今頃といえば、長期休暇で不在の旧ボスの家に滞在していて、子供たちが素敵な家財を壊さないか気が気ではない毎日を送っていた。そして苦労してやっと家が借りられて、さあ引っ越すぞ!となっていた時期だった。

taku-fcb.hatenablog.com

5月終わりに今の家に引っ越してきて約1年。今ではRichmondが自分たちのホームタウンになった。生活に便利な点がとても気に入っていることもそうだし、娘の小学校を通して同じ地域に住む人と接することが増えて地域に愛着がわいてきた。

 

少し離れているけど同じ地域にはメルボルンで1、2を争うファンキーなエリアもある(Victria St沿いのドラッグ常習者が多いらしいエリア)。この前友人と2人で夜ランしたのはスリルがあった。

 

最初は色々心配していたけど、やはり住めば都。

万が一引っ越すことになっても同じエリアに住みたいなあと思っている。

(郊外で庭付き一軒家に住んでBBQするのも夢だけど。)

食費ジワジワ上昇中

こちらにきてしばらくは食費を抑えようと必死になっていて、外食も日本食もかなり控えていたが、鶏肉ばっかり食べていたら飽きたし、子供は2日に1回ぐらい納豆を要求してくるし、友人夫婦が美味しいレストランをいっぱい教えてくれるし、最近はちょくちょく外食したり日本の食材を買ったりしている。

なんなら最近は家族でジェラートを食べるのが週末のイベントみたいになってる。

 

スーパーの鶏もも肉が1年間で$12→$13.5/kgになったりと、物価の上昇も地味に不気味ではあるのだが。

 

なのでトータルの食費はジワジワ上昇中。

でも美味しいご飯は生きる活力なので、これは必要経費であって浪費ではないのだー!ということにして完全無視。

ジッとしていられない子供x2が外食へのかなり強い抑止力になっているけど、彼らがもう少し成長したらどうなることやら。

日本人との出会い

この1年で新しい日本人の知り合いもたくさんできた。

 

ワーホリから定住した人、学生時代から色んな国を渡り歩いてメルボルンに行き着いた人など、日本で普通に暮らしていたら絶対に出会わなかったであろう人たちとも知り合いになれた。

海外でマイノリティ人種に属してるからこそできる貴重な経験。これは来る前には想像もしていなかったこと。逆に相手側からは自分達はどう見えてるんだろう?と少し考えたり。

家に人を呼んでご飯を食べることが多い

健康問題が影を落とす

年末から股関節の痛みで色々あった息子。一旦は元気に走り回っていたが症状が再燃し多分これからは定期的に病院通いになりそう。

 

私は私でこの2ヶ月程体調があまり優れず。食生活も見直してお酒も一切飲まずにいたが改善しなかったのでGPに相談したところ、ちょっとした精密検査を受けることに。重大な病気が見つからなければよいが。

 

日本ではほとんどなかった健康問題がなぜオーストラリアに来てこうも我々を困らせるのか。医療アクセスのハードルの高さは以前書いた通り。

 

息子はともかく私のやつは年齢?ストレス?食生活?何が原因だか知らないけどとにかくQOLも下がるし勘弁してほしい。

まとめ

渡豪当初は色々身構えて生活していたが1年でだいぶ落ち着いた生活ができるようになった。

せっかくの海外生活、学生生活なんだからもうちょっと心の余裕を持ってエンジョイしたいな、とは思うんだけど、夫婦揃って結構気にしいなのでそう簡単にはいかない。(それとも「遊びに来たんじゃない!研究しに来たんだ!」とか考えて自分を追い込むのがやめられない単なるM気質なのかもしれない。最近よくわからない。)

それでも少しずつ、少しずつそういう方向に向かっていて、これからの1年はもっと余裕を持って楽しめるはず。笑

こんな風に生きたい


良い1年になりますように。