集中治療医のStudy Melbourne

麻酔科系集中治療医が家族4人でオーストラリア・メルボルンへ博士課程留学!初めての海外研究生活、メルボルンライフの模様をお送りします!

シンガポールの学会に参加

少し前になるが、シンガポールでの学会に参加してポスター発表をしてきたのでその話。

 

学会の話


今回参加したのはオセアニアとアジア(主にシンガポール)の団体が合同で開催する国際学会。

 


元々参加するつもりはなかったのだが、招待講演予定のボスが一緒に行こうよと誘ってくれた。締め切り直前に大急ぎで抄録を提出。オーラルはダメだったがポスターで採用された。

 


臨床(医師・医療者向け)の学会なので参加者の9割5分以上が医師もしくは臨床研究関連の人たち。そのせいかは分からないが、企業ブースも広々、ケータリングも充実、そもそも参加費だけで約10万円だし、お金回りの良さそうな会だった。

 


メインの部屋はたぶん500人以上は入れる会場で、モニターとスポットライト多数。こんなところで発表したら緊張で生きた心地がしないだろうなぁと勝手に妄想していた。

現地の子供達のチェロ演奏。豪華。


私のポスター発表は2日目。企業ブースの横の小さなモニターで3分の発表。可もなく不可もなく終わった。聴衆は司会進行と発表者数名+その指導者たちで合計10人ほど、セッション全体で質問もあまり出なかった。まあこんなもんかという感じ。

 


というか自分のポスター発表に限らず、この学会では全体的に質問者が少なかった。ボスはそれがアジアの学会の最大の特徴だ、と言っていた。言われてみれば日本の学会も同じような感じだ。決して盛り上がってないわけではないらしい。

 


ちなみに今回の学会はアジア+オセアニアの国際学会だったのに、日本人の参加者は私を含めて2人だけ。日本のプレゼンスの低さは少し寂しかった。

 


もう1人の参加者は日本の学会のトップの大先生。事前に抄録で確認していたので会場で見つけ出して凸して挨拶。実は学会に参加した目的の半分はこれ。初対面だったが気さくで話しやすい先生だった。留学のきっかけや博士課程の諸々を話したら温かい言葉をもらえて嬉しかった。日本の学会で色々繋がりを作る前に国外に飛び出してきてしまったので、こういう少ない機会を大事にしたい。

 


学会中はオーストラリアで活躍する医師とも話す機会があった。まあ半分以上はボスの顔の広さのおかげだけど。もうこちらへきて2年以上も経つのにまだ社交の場への苦手意識は消えない。

 


それでも久々に臨床の空気を吸えたし、そこで活躍する人たちを見ていつか自分もそうなりたいと思えたから来てよかったかな。PhDを終えて臨床に戻る日が待ち遠しい。

学会以外の話

学会の話はこれぐらいにして。

 


今回の旅、シンガポール人のポスドクも一緒だったこともあって、半分食い倒れの旅になった。

 


そもそも出だしから不穏な空気が。行きの飛行機がボスと同じ便で、フライト前にラウンジに招待されて朝からワインを数杯いただくことに。フライト中にはボス(ビジネスクラス)からワインが届くという粋なサプライズ。エコノミークラスのど真ん中で「ビジネスクラスに友達いる人いますかー?」とCAさんに言われて少し恥ずかしかった。ボスは席指定してオーダーしたらしいので静かに持ってきてくれればよかったのに。

 


夕方にシンガポールに到着してホテルに荷物を置き、休む間もなくポスドクとその家族親戚と食事。現地の人が行くレストランでたらふくご馳走になった。

チリクラブ

 

 guide.michelin.com

 

2日目はボスの親戚(シンガポール在住)と食事。3日目は学会の交流会→現地在住の大学時代の友人と飲む(10年ぶりくらいの再会!)、4日目もポスドクの親戚と食事。もれなく2次会もついてきて、胃腸が弱い私は終盤普通に体調が悪くなった。

ラクサとチキンライス

 

夜の街。深夜なのに人がいっぱい。


ボスとポスドクのエネルギーと胃腸の強さには全く敵わない。そして「若いんだから食べな!飲みな!」の圧がすごい。5歳位しか違わないぞ。Noと言えない日本人よろしく「あざっす!」的なテンションで受け入れて後で後悔するお決まりのパターン。

 


最後に、隙間時間で行った観光名所をいくつか。

蒸し暑い中1人スーツで汗だくになりながら歩き回った。時間がないので目に焼き付けてすぐ去る、の繰り返しだった。

マーライオンとマリーナベイサンズ
Gardens by the Bay

奮発して紅茶をお土産に


ご飯も美味しいし、綺麗でアジア色が強くて、あちこちに日本を感じられるシンガポール。結構気に入ったので、いつかまた家族で旅行に来たい。