集中治療医のStudy Melbourne

麻酔科系集中治療医が家族4人でオーストラリア・メルボルンへ博士課程留学!初めての海外研究生活、メルボルンライフの模様をお送りします!

イギリスの旅②:ロンドン前編

前回に続いてイギリス旅の2回目。今回はロンドンの前半、UCLでの発表まで。

 

前回の記事はこちら。

1日目:移動

夜にロンドンの空港に到着。そこから特急列車Heathrow Expressに乗ってPaddington駅まで移動。

空港から15分ほどでパディントン駅に到着

今回はそこから歩いて10分ほどのホテルに滞在した。

www.pointahotels.com

広くはないが清潔な部屋で過ごしやすかった。

到着した日は疲労がたまっていたので近くの店で夕食を買って部屋で食べて就寝。

2日目:観光デー①

朝目覚めると天気が最高に良かったので近くのHyde Parkで朝ラン。中心部にこんな大きな公園があるなんて素晴らしい。

予想外に天気も良くてびっくり

ホテルに戻って朝食を食べる。クロワッサンが美味しかった。

 

午前中は次の日の発表に向けた準備に充てた。あとはメールを返したり論文を少し書いたり。残念ながら疲労が残っている上に部屋のWifiが遅すぎて大した成果は得られなかったが。

 

昼頃に切り上げて外へ繰り出す。

まずは昼食のためロンドンで大流行りと噂のインド料理屋Dishroomへ。

チキンカレーは確かにめちゃくちゃ美味しかった。

旅行中の食事で一番印象に残っているカレー

続いて歩いてNational Galleryへ。

美術の知識はほとんどないが、数年ぶりの美術館をゆっくり堪能した。子供ができてからは全くご無沙汰だった。

こんな大規模な展示が無料だなんて太っ腹。

建物と周囲の雰囲気も良い感じ

続いてTower Bridgeを目指して電車で移動。

移動中に地図を見ていたら最寄駅近くにBourough Marketがあると分かってまずはこちらに立ち寄ることにする。

観光客で混雑

メルボルンのマーケットとは少し違う雰囲気で面白い。日常使いというより観光客向けな印象を受けた。(あえていうならSouth Melbourne Marketに近いかも。)

 

目の前の大鍋で調理するパエリヤに行列ができて美味しそうだったので、並んで買って食べてみた。

目の前で調理していて食欲をそそる

カリカリおこげ系ではなく、水分多めのタイプ。

腹ごしらえを終えたところでTower Bridgeへ。

Tower Bridge ベタな観光スポットをストイックに踏破していく

橋を渡りおえたところにはTower of London。

Tower of London

まだまだ終わらない。今度はロンドンのターミナル駅King's Cross Stationへ。

電光案内表を眺める人たち

奥まで進むと、あの有名スポットを発見。

9と3/4番線

結局この日は2万歩以上歩いた。流石に最後は疲れきってホテルに戻った。

3日目:UCL訪問・レクチャー

この日はロンドンでの最大の山場、University Colledge London訪問の日。

朝はゆっくり起きて、準備をして午前中のうちにUCLに移動。まずは少し大学内を散策。

門をくぐると見えるメインの建物

その後図書館でプレゼンの最終準備をしようと思ったら、職員カードがないと利用できないらしい。困った。作業できる場所を探して彷徨っていたら運良く学生の学習スペースを発見して救われた。

 

そしていよいよ附属病院のICUへ。

病院のエントランス

待ち合わせ時間になると、ボス自らエントランスまで迎えに来てくれて、ICUの小部屋に案内された。

 

そこで持ち時間1時間のレクチャー。

聞いてくれたのは対面で7〜8人、オンラインで10人強、合わせて20名ぐらい。正確なことは分からないが、ほとんどが臨床医で純粋な研究者はほぼいなかったような気がする。

 

途中緊張で口の中がカラカラになったものの、40分ぐらいかけて自分のPhDの研究に関するプレゼンを終えた。その後の質疑応答では結構色んな質問が出た。特にシニアの人たちからは鋭い指摘がいくつかあって、うまく答えらえないこともあった。流石だなと思いつつ、結構細かいところを聞いてくれてるんだとわかって嬉しかった。

 

最初にこの話をもらった時はどうなることかと思ったけど、無事に終えることができてよかった。イギリスに行く前に指導教官たちの前で練習したし、イギリスに来てからも何度か一人で練習をしたおかげかな。研究者としてはまだまだ半人前、英語もカタコトの自分が、論文化でつまづいているPhDの研究を発表、、、未だに身分不相応な機会だったのでは?という気持ちは消えないが、貴重な経験をさせてもらえてよかった。

 

プレゼン終了後はボスにコーヒーを奢ってもらって、一対一で1時間弱色々と話をした。この人、ICUの医師なら全員が読むガイドラインを取り仕切ったりしている超有名人。なのに全然飾るところがない超気さくな人だった。部下とのやり取りをみても皆に好かれているのが分かる。超一流の人たちには人格者が多い、をここでも感じた。人格崩壊している人が行けるのは一流まで、さらにその先に行くには、研究能力以外に人を惹きつける魅力が必要なんだろうなぁ。

 

彼曰く、近年は研究に興味を持つ若手が少なくて残念に思っているらしい。生活の質を重視した選択をして臨床以外をやりたがらないとか。これは世界共通だ。しかも(詳しくは分からないが)イギリスは医師の資格があれば給料を落とさずに研究をできるにもかかわらずその状況だと。

 

ガイドラインの作成についても聞いてみた。世界中のエキスパートとどうやって話し合ってるのですか?と。1、2ヶ月に1回のオンラインミーティングと年1回学会に合わせて対面での会議とのことだった。大変だけど楽しいんだよーと言っていて、スケールの違いにめまいがした。

 

そんなこんなであっという間に時間がすぎて、最後に励ましの言葉をもらって別れた。

 

終わった後は少し大学周りをぶらついて、いったん滞在先に戻ってスーツから私服に着替えて、もう一度外へ繰り出す。

 

歩いてMercato Mayfairへ。ここは昔の教会を改装してフードコートにしたものらしい。

ステンドグラスを見ながら酒を飲む背徳感

頑張った自分へのご褒美にトリュフパスタとドイツビール飲み比べセット。美味しかったー。

発表を2つとも終えて、ノンプレッシャーで楽しむご飯、最高。

食べ終わったら夜の街を散策しながら帰った。この日も2万歩超えで終了。

Oxford Circus周辺。歩くだけでワクワクする夜景。

 

続く。