集中治療医のStudy Melbourne

麻酔科系集中治療医が家族4人でオーストラリア・メルボルンへ博士課程留学!初めての海外研究生活、メルボルンライフの模様をお送りします!

日本滞在の記録

また間があいてしまった。

マンチェスター&ロンドン滞在後、直接日本に戻り3週間ほど過ごしたのでその記録。

息子:病院

今回、日本行きを決めた一番の理由がこれ。

 

2年前に発症した息子の関節痛発作。メルボルンの小児病院に定期通院していたが、検査のハードルが高くずーっと不安な気持ちを抱えたままだった。今後の人生設計にも影響するので、思い切って日本に帰って検査を受けることにした。

 

事前に友人を通して専門の先生を紹介してもらって詳細な症状をメールで説明し、外来を予約してもらった。そして私がイギリスにいる間に初回受診と血液検査。翌週には私が付き添って日帰り入院で鎮静MRI。そして翌週に外来で結果説明という流れだった。

 

日本にいた頃、子供相手に麻酔したことは何度もあるけど、自分の息子が鎮静薬でガーガー寝ている姿を見るのはなかなか新鮮だった。

 

息子はオーストラリアでも定期的に通院しているので病院は慣れっこという感じ。ただ、オーストラリアでは10回以上通院して針を刺したのは1回、一方日本では3回の通院のうち2回も針を刺したので「日本の病院=注射をする嫌なところ」と認識しているようだ。もうしばらく行かないから大丈夫だよ。

 

肝心の結果は、、、全く異常なし。よかった。命には関わらないけど長く付き合う病気かも、と言われていたがその兆候はなし。じゃあ症状の原因は何だ?という疑問は残るが、大きなものはなさそうということで。最初に症状が出てから2年近く、これで少し安心して暮らせるかなと思う。

 

病院を紹介してくれた友人、丁寧に診察・説明してくれた医師には感謝してもしきれない。

娘:小学校へ体験入学

息子が複数回の通院をこなす間、娘は2週間小学校へ体験入学した。

妻の実家から妻の母校へ通学。なんだか感慨深い。妻が通っていた頃は30人×2クラスだったのが今は1学年7人になっていたらしいので、時の流れを感じずにはいられない。

 

上手く馴染めるか少し心配していたが、そこはさすが子供。すぐに馴染んで友達を作って大いに楽しんでいた。

 

しかも今回は通学2日目に授業参観、最終日に水族館への遠足というイベント付き。授業参観ではオーストラリアでの自由なスタイルが染み付い平娘は目立って落ち着きがなかったらしい(妻談)。そのせいか学校の先生から遠足への付き添いをお願いされる事態に。遠足当日、妻は子供達より少し早く水族館に行き、少し離れたところから丸一日娘の様子を見守るという探偵みたいな仕事をこなしていた。結局全く問題はなくて、2週間だけでもある程度日本スタイルに適応するんだなぁと感心した。

 

普段通うオーストラリアの学校と比べてどうかと尋ねると、どちらも好きだけど給食がある分だけ日本の方がいいかも、と言っていた。

 

最終日にはクラスメイト7人それぞれに短い手紙を書いて渡すことに。オーストラリアでは誕生日会の時などによく手紙を書いている娘。I love youとかYou are my best friendとか結構重めのメッセージを書いているので、今回はどんなことを書くのだろうと思ったら、なんと全員同じ文面。なんと娘自身が「」と言ってそうしたらしい。単に面倒だっただけかもしれないが、これまでにない行動パターンを通して娘の成長を垣間見た気がする。

研究室・病院訪問

私は日本滞在中に母校の研究室と集中治療部門を訪問した。

 

卒業してから約10年、正式に母校の門を潜るのは初めて。とても不思議な感覚だった。

 

研究室のボスは、その界隈では有名で、世界で活躍されている女性の教授。うちのラボメンバーにも何人か知り合いがいた。 ちなみに少し前にeditor kickをくらった米国雑誌のeditorでもあった。(私の論文を担当したかは分からない。)

 

研究室に着くと大学時代バイト先が同じだった後輩が対応してくれた。これは嬉しい再会。留学に興味があるらしく、結構じっくり話をした。自分の経験が少しでも役に立てば嬉しい。

 

研究室の中を一通り案内してもらった後は、研究室メンバーに向けて30分くらい自分の研究内容をプレゼンした。プレゼンは英語、日本人からの日本語の質問には日本語で答え、留学生からの英語の質問には英語で答えるという斬新なスタイル。まあまあウケはよかったと思う。

 

午前中で研究室訪問を終え、午後は大学病院の集中治療部門を訪問。部長の先生とゆっくり話をさせてもらった。初対面にもかかわらず今後のキャリアについてありがたいアドバイスをもらえたし、もし帰国して入局したいなら歓迎しますよと言ってもらえた。

 

多くの卒業生が母校の医局に入局する中、自分はずーっと外でフラフラしている。今さら戻るのもなという思いもありつつ、やっぱり同門の医師に会うと安心する自分もいて、自分でも気持ちが分からない。いつかまた母校で世話になることはあるのだろうか?

福井→大阪旅行

今回の日本滞在の一番の思い出は3泊4日の福井→大阪旅行。

 

福井には妻の祖母と親戚が住んでいて、コロナ直前の2020年1月に訪れて以来。その時は妻が息子を妊娠中で体調がイマイチだったので、2歳直前の娘と2人で行った。懐かしい思い出。

 

今回は福井の親戚宅へ顔見せ→近くの温泉に一泊→恐竜博物館→大阪に移動という流れ。久しぶりの旅館、久しぶりの温泉、最高だった。

宿の朝食。旅館飯は品数の多さが素晴らしい。

恐竜博物館は楽しかったが、とにかくものすごい混雑だった。福井県全体がどこへ行っても恐竜推しで、きっと恐竜博物館の集客力に投資(依存?)しているんだろうなと思った。

博物館横の公園?

大阪では2泊。魚好きの息子のために海遊館に行き、翌日はUSJに行ってきた。下の息子もだいぶ大きくなってきて、目の前に鉄板のあるお好み焼き屋、自分たちで揚げられる串揚げ食べ放題の店に行けたりして大満足。

早起きして並んでマリオのエリアにも入れた!

煙もくもくのお好み焼き屋

たこ焼き

日本、久しぶりに帰るとやっぱり居心地が良い。オーストラリアも好きだけど、母国の安心感は何物にも代え難いなと思う。直前まで研究が色々大変で落ち込んでいたので、イギリスの旅と合わせて本当に良いリフレッシュになった。