日曜日に行われたMelbourne Marathonのハーフマラソンの部に参加してきたのでその時の様子をレポート。
2度目のハーフラマラソン
ハーフマラソンは研修医の時以来2回目。その時はあまりにしんどくてもう二度と出まい、と心に誓ったが、今回は仲の良い日本人の友人と意気投合し参加することに。
年明けから2週に1回ぐらいのペースで友人と一緒にゆるーく夜のメルボルンの街を走るようにしていた。途中でもう1人友人が加わり、当日は3人で並走。
本番前のトレーニングでも最長距離は15kmほどだったので21kmは未知の領域。しかも私は10日前まで日本にいて美味しいものを食べまくる生活を送っていた。後から加わった友人に至ってはレース前日に1か月間の旅行から帰国する(その間トレーニングなし)というスケジュール。完走が目標だからなんとかなるだろうという読みだった。
レース前日の様子
レース前日にゼッケンを受け取りにスタート&ゴール地点となるMCG(Melbourne Cricket Ground)へ。既に様々なブースができておりお祭り感満載。
レース当日
ハーフマラソンは8時スタートだったので7:30頃に会場入り。(フルマラソンは7時スタート。)会場までは最寄りのトラムで10分強と近いのだが、この日のトラムは日本の通勤ラッシュさながら超満員で驚いた。が、皆イライラするどころか物珍しさとイベント前の興奮からかウキウキしているようだった。途中で乗り込んできたおじいさん(マラソンを見物にいくらしい)が"Good luck, everyone!!"と大きい声で言っていた。
この日は日差しも強くなく気温も10度強と絶好のランニング日和。
軽くストレッチをしていざスタートへ。
前日帰国した友人の旅行話をネタにワイワイ喋りながらゆっくり走る。Flinders StationやNGV (National Gallery of Victoria)の横を走るのはかなり爽快。
10kmを過ぎたあたりからその友人が苦しみ始め笑、途中少し歩きながら進む。
レースが進むに連れ、彼は足を引きずりはじめたが雑談で気を紛らわせながら気合いで頑張っていた。
コース終盤には家族が応援に来てくれて沿道の彼らとハイタッチを交わした。
そしてなんとゴールはMCGの中!
ボトム10%のタイムではあるが目標だった完走を果たしたので大満足。
終了後は友人たちと家族でドイツビールの店で乾杯!
沿道の応援
マラソンイベントといえば沿道の応援も楽しみの1つらしい。今回も多くの人が独自のスタイルでランナーたちを応援してくれた。ひたすら大きな声で励ます人、家族か友人(多分一般参加者)の特大パネルを用意している人、楽器を演奏する人などなど。
ビール大好きのオーストラリアらしく、スタートから200mぐらいのところで「ビールはすぐそこだ!」というプラカードを掲げたり、人やコース終盤で「早くしないとビール売り切れるぞ!急げー!」と煽ってきたり、愉快な応援がとても良い後押しになった。
個人的に一番印象に残ったのは"May the Course with You"(コースと共にあらんことを)というスターウォーズのセリフにかけたやつ。それを持つ女の子の虚ろな表情と合わせてインパクト大。親に連れられて長い時間沿道にいて疲れたんだろうなぁ。心からお疲れ様と言いたい。
来年も出よう
今回のハーフマラソン、快適な気候、お祭り感のある雰囲気、完走した達成感、完走後のビール、全部合わせてかなり満足度が高かった。
スケジュールが合えば来年以降も必ず参加したい。
フルマラソンに挑戦するかは悩ましいところ。途中フルマラソンのランナーと並走することがあったが、ハーフマラソンに比べて明らかにフィジカルレベルが高かった。やるならもうちょっとトレーニングをしないといけなさそうだ。
ということで、メルボルンの有名スポットを回るメルボルンマラソン、おすすめです!
皆さんも気が向いたら是非。