集中治療医のStudy Melbourne

麻酔科系集中治療医が家族4人でオーストラリア・メルボルンへ博士課程留学!初めての海外研究生活、メルボルンライフの模様をお送りします!

運転免許証の取得

先日運転免許証の書き換えに行ってきたのでそのことを書く。

 

ビクトリア州では居住し始めて6ヶ月以内に国際免許証からの書き換えが必要とされている。(詳細はこちらから)

(6ヶ月未満なら国際免許証でOK。)

 

本来ならもっと早くやるべきだったけど、色々あって(一言で言うと怠慢)5か月目での手続きとなった。

免許書き換えまでの流れ

自動車関連のことはもれなくVicroadsを通して手続きである。

 

大まかな流れは以下の通り。

  1. Vicroadsのconvert your overseas licence(→こちら)のページで生年月日などを入れて条件を確認。続いて手続きする場所、日時を予約する。
  2. 予約日までに必要な書類を用意する
  3. Vicroadsの事務局で手続きする(本免許証が郵送されてくるまでの仮の免許証を受け取る)
  4. 1-2週間後に届出の住所に免許証が郵送されてくる

1. 予約

日本の免許証を持っている場合は実技試験はもちろん、ペーパーテストや講習も必要なく、簡単な手続きだけで書き換えできる。右ハンドル万歳。

 

予約自体はオンラインだが、手続きはVicroadsの事務局(?)に直接足を運ぶ必要がある(2022年9月現在)。googleなどで検索すると結構色々なところにあるので家や職場から行きやすい場所を選べばよい。(私は職場から近いCarlton)

 

ただし、2〜3週間先しか予約ができないことがほとんどなので、スケジュールに余裕を持って準備する必要がある。(当日の手続き自体は15−30分で終わるので丸一日あけておく必要はない。)

 

注意点としては予約をするのにも19ドルかかること。そして変更する場合は再度料金を支払う必要があること。「とりあえず適当に予約入れとくか」とやると悲しいことになる。

必要な書類

当日までに準備する書類は以下の通り。

①Application Form (こちら)

ビクトリア州に居住していることを証明できる書類(賃貸契約書など)

③運転免許証の原本(日本語のもの)

④運転免許証翻訳 または 国際免許証

⑤身分証明書(パスポート)

 

①はこちらからダウンロードしたものを印刷して記入する。

 

②が準備できない場合(賃貸やライフラインの契約を夫婦どちらかに統一している場合など)は、既に免許を持っている誰かのサインを①の所定欄にもらえばOK。

 

サインできる人の条件は以下の通り。

This declaration can be completed by a referee who has known you (the applicant) for at least 12 months and holds a current Victorian licence. VicRoads may contact the referee to verifyinformation in this application. 

(DeepL和訳)

この申告は、あなた(申請者)を12ヶ月以上知っていて、現在のビクトリア州の免許を保持しているレフリーに記入してもらうことができます。VicRoadsは、以下を確認するためにレフリーに連絡することがあります。

私たちの場合は、賃貸契約に私と妻両方の名前が書いてあるので問題にならなかった。

 

③④については、

免許証原本(日本語)+国際免許証 or  免許証原本(日本語)+翻訳(英語)

が必要(免許証原本(日本語)、忘れずに!!)。

 

Vicroadsのホームページを見ると前者で問題なさそうに読めるが、ネットの体験談などを複数見る限り国際免許証でOKだったケースもあればダメだったケースもあるようだ。(当日の係員次第。)どうやら国際免許証に有効期限が書いてないのが問題のようだ。

 

私たちは今回を逃すと6ヶ月を過ぎてしまいそうなので念のため後者を用意した。

 

免許証の翻訳を手に入れるには、①領事館(@CBD)で申請する、または②NAATI認定の翻訳業者にお願いする必要がある。(私たちは①。)

 

①のメリットは料金が安いこと(26ドル)、ただし取得まで少し時間がかかる(5営業日)のがデメリット。

www.melbourne.au.emb-japan.go.jp

逆に②だと多分数日(早ければ1日)で手に入るが、少しお値段が張る模様。

 

領事館での申請は郵送または直接来館だが、コロナの影響で来館には電話予約が必要(ネット予約不可)、支払いは現金のみ(しかもお釣りが出ないようにとのこと)という、なんというか日本的で不便な仕組みになっている。

当日の手続き

Vicroadsの受付の人にアポがある旨を伝えると番号の書いた紙を渡されて待機場所を指定された。特に混雑はしていなかった。

 

しばらくすると自分たちの番になったので持参した書類を提出。

 

メガネやコンタクトの有無を聞かれて(渡豪前に夫婦で近視矯正手術を受けていたのでNoと答えた)、離れたところに書いてある視力検査用の紙に書いてある文字を読むように言われてちゃんと読めたのでそれでOKだった(適当)。

 

しばらく待つと呼び出しがあり、料金の支払い、写真撮影、電子端末へのサイン(免許証に印字される)をした。

 

ちなみに写真撮影場所には鏡もないし撮った写真も見せてもらえないので、気にする人は髪型と身なりをバッチリ決めてから行ったほうが良いと思った。

 

新規申請者の場合、料金は3年なら$85.5、10年なら$292.8。(当然カードでの支払い可能だった。)

 

最後に郵送までの間の仮の免許証(紙)をもらって、手続き終了。

 

待ち時間も含めて20分ぐらいだったと思う。スムーズでいい。

免許証ゲット

その後1週間ちょっとでモノホンが郵送されてきて、晴れて免許証をゲット。やったー。

 

強力な身分証明書をゲットできたのが嬉しい。

 

といっても、普段はパスポートのスキャンを携帯に入れて持ち歩いていれば困ることはほとんどなかったけど。

唯一問題になったのはボスに連れられていったクラブ。入り口で「現物の身分証明書出せや」と言われて学生証とか日本の免許証とか色々見せてやっと入れた。(クラブって怖いよね。)

 

ということで今更感のあるビクトリア州の運転免許証取得の話でした。おしまい。

全然関係ない写真 Cranbourneにある植物園に行ってみた