先週末、スクールホリデー&私も土日両方休みが取れたので、1泊2日でBallaratに旅行に行ってきた。
Ballaratってどこ?
Ballaratはメルボルンから西に120kmほどのところにある街。自宅から車で1時間半ほど。約10万人が住むビクトリア州で3番目に人口の多い都市。
今回ここを旅行先にチョイスしたのは娘のprimary schoolのオージーママ友がオススメしてくれたから。
結果、楽しい旅行になった。
1日目:出発
軽く朝ごはんを食べて土曜の9時頃に出発。シティの渋滞を抜けて西に向けて走る。
シティから30分も走れば、オーストラリアの広大な土地とその中を優雅に歩く動物たちに出会える。そんなのどかな風景がオーストラリアの魅力の1つ。
Ballaratの街並み
時々雨が降るあいにくの天気ではあったが、安全運転で無事Ballaratに到着。
早速街の中心部へ行く。レトロな建物が並ぶ雰囲気の良い街だった。
元々田舎町だったBallaratは、1850年代に近郊で金が発見され、ゴールドラッシュによって繁栄したそう。その頃に建てられたビクトリア朝の建築物が今も多く保存されている。
さらにこの街はオーストラリアの歴史上唯一の武力蜂起である「ユーレカの反乱Eureka Rebellion」が起きた地としても有名とのこと。1854年に金採掘労働者によって起きたこの反乱はオーストラリアの民主主義の原点となったのだとか。
そんな歴史に思いを馳せたり馳せなかったりして(子供たちの相手で必死)、小腹が空いたので近くのカフェへ。
Sovereign Hill
カフェご飯を美味しくいただいた後はこの街一番の観光スポット、Sovereign Hillへ。
Sovereign Hillはゴールドラッシュで繁栄した街並みを再現したテーマパーク。ワインの名前(Sauvignon Blanc)みたいだけどソヴリンと発音するそうです。
後で出てくる夜のイベントがお目当てだったけど、特に他にやることもないので昼間のうちに行ってみることにした。
当時の街並みが再現され、当時の服を纏ったスタッフたちに囲まれて西部劇の中にいるような気分になった。
しかし子供たちはそんなことには興味がなくて、雨上がりでぬかるんだ地面と他の子供たちが持つ巨大りんご飴に夢中。
店を探し出してりんご飴を購入。りんご飴って日本のものかと思っていたら実はアメリカ発祥らしい。オーストラリアではToffee appleと呼ぶそうだ。
そんなこんなでしばらくははしゃぐ子供たちの相手をしていたが、息子はぬかるみで派手に転ぶし、最終的に親たちまで泥まみれになり疲弊。早めに退散して宿に移動することになった。
スパ付きの宿、寒かった
今回は直前で旅行を計画したので、近場で手頃な値段の宿が確保できず。滞在先は車で30分ほど離れたMeredithという街のAirbnbに泊まった。
古めの一軒家で、なぜかスパがついている物件。
隣に住んでるオーナーはいい人だったけど、めちゃくちゃ寒かった。
スパはドアを入ってすぐの広めのスペースにドンと置かれていて、水着を着て入ってくださいとのこと。
気持ちよかったけど、38℃の温度設定は日本人にはちょっと低いし、風呂上がりが寒すぎて親たちは1回で断念。子供たちは大喜びで夜の外出から帰ってきた後もまた入っていた。
夕食、そして夜のSovereign Hillへ
一休みした後はまた車でBallaratへ戻る。ちょうど日暮れの時間で野生の動物が飛び出してこないか少し心配だった。
夕食は街の中心部のピザ屋で。ここもかなり美味しかった。
そしていよいよこの旅のメインイベント、夜のSovereign Hillへ。
一歩足を踏み入れると昼間とは一変、夢のような景色が広がっていた!!
もちろん子供たちは大はしゃぎ、大人も心躍る素晴らしい雰囲気で大満足。
あと、季節外れのサンタにも遭遇。Christmas in July的な意味合いなのかな。
ちなみにこのサンタ、写真待ちで行列する人たちを残して、イベント終了時間の19時きっかりに引き上げていった。サンタにも労働者の権利は発生するらしい。さすがオーストラリア。
この旅のメインイベントで大満足したところで1日目は終了。滞在先に戻って暖房をガンガンにかけて就寝。
後編へ続く。