集中治療医のStudy Melbourne

麻酔科系集中治療医が家族4人でオーストラリア・メルボルンへ博士課程留学!初めての海外研究生活、メルボルンライフの模様をお送りします!

クリスマス旅行2023③:シドニーの夜景、そして帰路へ

シドニーへのクリスマス旅行の記録その③(最後)。

5日目:ブルーマウンテンとシドニーの夜景

この日は世界遺産Blue Mountainsへ。

シティからは車を飛ばして1時間半ほど。直前に12時間の移動を経験したのでとても近く感じる。

 

急勾配のトロッコやケーブルカーがあるScenic Worldは予約がいっぱいで断念。それでもLincoln's RockとEcho Point(Three Sistersが見える有名な場所)の2か所を訪れ、息をのむような絶景に感動。

Three Sisters

大人だけならウォーキングを楽しむのも魅力的だが、約2時間の滞在でも充実感たっぷりだった。

 

次なる目的地は、家交換をした家族がオススメしてくれたアップルサイダーの醸造所。山の裏側に位置しており、Echo Pointからは1時間ほどのドライブ。

hillbillycider.com.au

ワイナリーと同様にレストラン併設で、アップルサイダーの飲み比べセットとピザで贅沢な時間を過ごした。

店内には樽が並ぶ

左端の白く濁ったサイダー(Scrumpy Cider)が一番美味しかった

 

ちなみにアップルサイダーとは発酵したリンゴ果汁から作ったアルコール飲料のこと。初めて飲んで、予想以上の美味しさに驚いた。ほぼジュースのようなものからスパークリングワインに似た味わいのものまで、様々な味を楽しむことができた(個人的には後者の方が好み)。

このお店、雰囲気も含めて◎。最短ルートからは外れるが、車でBlue Mountainsに行く人には是非オススメしたい。

 

 

その後は一旦滞在先に戻って、再びCircular Quayへ。今回は夜景を楽しむのが目的。

夜のOpera House

夜のHarbour Bridge (フェリーから)

夕食の場所を色々物色するも結局WhaleBridgeに落ち着く。牡蠣とムール貝で再度乾杯!

食べ終わってブラブラしていると、オペラハウス裏から上がる花火も見ることができた。

6日目:Manly Beachへ

この日は1日ビーチで過ごす予定でCircular Quayからまたまたフェリーに乗りManly Beachへ。ここで子供たちを丸1日遊ばせた。

快晴で絶好のビーチ日和

楽しかったのだが、日差しが強すぎてテント持参+日焼け止め塗り直しても夜には肌が真っ赤になってしまった。やはりオーストラリアの紫外線は恐ろしい。

 

1日ビーチで遊んで子供達も満足したかと思いきや、娘がまさかのプールをリクエストしてきた。仕方なく滞在先のマンションのプールに行き1時間ほどさらに遊んだ。ビーチ→プールは大人でも流石にキツい...クタクタになって最後の夜は終了した。

7日目:世界一の朝食→帰路へ

いよいよシドニー最終日。部屋の片付けを済ませて10時過ぎに出発。

最終日は日本でも有名なBillsへ。

www.bills.com.au

本店であるDarlinghurst店に向かうも行列が出来ていて断念。代わりにSurry Hills店に少し並んで入った。

「世界一の朝食」だそうです パンケーキ確かに美味しかった

ブランチを済ませ、いよいよ帰路へ。

往路で様子が分かっている分多少気楽ではあったが、やはり長距離ドライブはそれなりの覚悟が必要。

 

旅の最後に12時間のドライブはキツすぎるので、中間地点のAlburyで一泊することにした。

 

途中HolbrookにあるSubmarine Parkに立ち寄った。

ラボの同僚にオススメされた 古い潜水艦が遊び場になっている

休憩を挟んで合計6時間ほど走り、無事Alburyのモーテルに到着。そこで一夜を過ごした。

8日目:Alburyからメルボルン

翌朝、Alburyから再び車の旅。AlburyはNSW州とVIC州の境目のまあまあ大きい街で、博物館やダム、公園など観光スポットがいくつかあった。しかし妻が体調を崩したこともあり観光は一切せず、真っ直ぐ帰路に着いた。

 

途中Euroaという閑静な田舎町でトイレ休憩。

美しい公園でトイレ休憩

4時間ほど走り15時過ぎに無事メルボルンの自宅に到着。クリスマス休暇の旅はこうして幕を閉じた。

まとめ

メルボルンシドニー間のドライブは、予想していたよりはずっと快適だった。ロードトリップという新境地を開拓できて少し誇らしい気持ち。ただやはり移動疲れは半端なかった。お金に余裕があれば普通に飛行機移動が良い、というのが正直な感想。

 

久しぶりに訪れたシドニーの街はやはり素晴らしかった。観光客感丸出しでベタな観光スポットばかりを巡ったが、また来たいと思える素晴らしい場所ばかりだった。美術館や博物館にも足を運びたかったが、そういう文化的な営みは子供がもう少し成長してから。

 

2022年は田舎町のBright、2023年は都会Sydneyで夏のクリスマス。全く違う楽しみ方が出来た。

 

さて来年はどこへ行こうか。ゴールドコースト?海外に足を伸ばしてフィジーやNZ?そろそろ日本の正月も恋しい。