シドニーへのクリスマス旅行の記録その③(最後)。
5日目:ブルーマウンテンとシドニーの夜景
この日は世界遺産Blue Mountainsへ。
シティからは車を飛ばして1時間半ほど。直前に12時間の移動を経験したのでとても近く感じる。
急勾配のトロッコやケーブルカーがあるScenic Worldは予約がいっぱいで断念。それでもLincoln's RockとEcho Point(Three Sistersが見える有名な場所)の2か所を訪れ、息をのむような絶景に感動。
大人だけならウォーキングを楽しむのも魅力的だが、約2時間の滞在でも充実感たっぷりだった。
次なる目的地は、家交換をした家族がオススメしてくれたアップルサイダーの醸造所。山の裏側に位置しており、Echo Pointからは1時間ほどのドライブ。
ワイナリーと同様にレストラン併設で、アップルサイダーの飲み比べセットとピザで贅沢な時間を過ごした。
ちなみにアップルサイダーとは発酵したリンゴ果汁から作ったアルコール飲料のこと。初めて飲んで、予想以上の美味しさに驚いた。ほぼジュースのようなものからスパークリングワインに似た味わいのものまで、様々な味を楽しむことができた(個人的には後者の方が好み)。
このお店、雰囲気も含めて◎。最短ルートからは外れるが、車でBlue Mountainsに行く人には是非オススメしたい。
その後は一旦滞在先に戻って、再びCircular Quayへ。今回は夜景を楽しむのが目的。
夕食の場所を色々物色するも結局WhaleBridgeに落ち着く。牡蠣とムール貝で再度乾杯!
食べ終わってブラブラしていると、オペラハウス裏から上がる花火も見ることができた。
6日目:Manly Beachへ
この日は1日ビーチで過ごす予定でCircular Quayからまたまたフェリーに乗りManly Beachへ。ここで子供たちを丸1日遊ばせた。
楽しかったのだが、日差しが強すぎてテント持参+日焼け止め塗り直しても夜には肌が真っ赤になってしまった。やはりオーストラリアの紫外線は恐ろしい。
1日ビーチで遊んで子供達も満足したかと思いきや、娘がまさかのプールをリクエストしてきた。仕方なく滞在先のマンションのプールに行き1時間ほどさらに遊んだ。ビーチ→プールは大人でも流石にキツい...クタクタになって最後の夜は終了した。
7日目:世界一の朝食→帰路へ
いよいよシドニー最終日。部屋の片付けを済ませて10時過ぎに出発。
最終日は日本でも有名なBillsへ。
本店であるDarlinghurst店に向かうも行列が出来ていて断念。代わりにSurry Hills店に少し並んで入った。
ブランチを済ませ、いよいよ帰路へ。
往路で様子が分かっている分多少気楽ではあったが、やはり長距離ドライブはそれなりの覚悟が必要。
旅の最後に12時間のドライブはキツすぎるので、中間地点のAlburyで一泊することにした。
途中HolbrookにあるSubmarine Parkに立ち寄った。
休憩を挟んで合計6時間ほど走り、無事Alburyのモーテルに到着。そこで一夜を過ごした。
8日目:Alburyからメルボルンへ
翌朝、Alburyから再び車の旅。AlburyはNSW州とVIC州の境目のまあまあ大きい街で、博物館やダム、公園など観光スポットがいくつかあった。しかし妻が体調を崩したこともあり観光は一切せず、真っ直ぐ帰路に着いた。
途中Euroaという閑静な田舎町でトイレ休憩。
4時間ほど走り15時過ぎに無事メルボルンの自宅に到着。クリスマス休暇の旅はこうして幕を閉じた。
まとめ
メルボルンーシドニー間のドライブは、予想していたよりはずっと快適だった。ロードトリップという新境地を開拓できて少し誇らしい気持ち。ただやはり移動疲れは半端なかった。お金に余裕があれば普通に飛行機移動が良い、というのが正直な感想。
久しぶりに訪れたシドニーの街はやはり素晴らしかった。観光客感丸出しでベタな観光スポットばかりを巡ったが、また来たいと思える素晴らしい場所ばかりだった。美術館や博物館にも足を運びたかったが、そういう文化的な営みは子供がもう少し成長してから。
2022年は田舎町のBright、2023年は都会Sydneyで夏のクリスマス。全く違う楽しみ方が出来た。
さて来年はどこへ行こうか。ゴールドコースト?海外に足を伸ばしてフィジーやNZ?そろそろ日本の正月も恋しい。