集中治療医のStudy Melbourne

麻酔科系集中治療医が家族4人でオーストラリア・メルボルンへ博士課程留学!初めての海外研究生活、メルボルンライフの模様をお送りします!

息子が幼稚園へ

1月末に長いスクールホリデーが終わり、新年度が始まった。我が家の一番の変化は、息子が幼稚園に通い始めたこと。

息子、幼稚園児になる

2歳直前にオーストラリアに来た息子。しばらくはどこにも通わず、常に親と一緒に過ごしていた。娘に比べると発達もゆっくりで、英語はおろか日本語も拙い状況だった。

 

このままではマズいということで、チャイルドケアに通い始めたのが去年の6月。

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コロナ禍で産まれ、外の世界に触れる経験が極端に少なかった息子にとっては大きな変化だったと思う。

 

最初の頃は少し嫌がることもあったが、終盤はすっかり慣れて楽しんでいた。

 

週1回だったこともあり英語を自分から話す様子はほとんどなかったが、他人の言っていることはある程度理解できるようになったらしい。多少なりとも集団行動も身についたし、日々の刺激が増えたおかげか日本語も大きく成長した。

 

そして今回、満を持しての幼稚園(3歳キンダー)デビューである。

初登園の様子

初登園日は大学院の仕事を遅らせて、息子を見送りに。日本のように入園式で大々的に祝う習慣はないが、両親で送りに来て写真を撮ったりしている家族が多かった。

 

息子はしばらく前から入園を心待ちにしており、当日も意気揚々と初登園。初めての教室、初めての友達に怯む様子は全くない。むしろ教室内に置かれた色々なオモチャに目を輝かせている。数ヶ月前から「もうすぐ幼稚園!楽しみだね!」と吹き込んでいたのが功を奏したようだ。

どハマりしているスパイダーマンで全身コーディネート

親と離れる際も特に寂しがる様子もなく「バイバーイ」と言って去っていた。

あまりにあっけなくて肩透かしをくらった気分だったが、それと同時に、成長した息子の姿にジーンときた。

 

それから2週間余り、相変わらず楽しそうに通っている。友達数人の名前を覚え、お弁当ももりもり食べ、トイレにもきちんと自分で行っているらしい。

 

いやいや驚いた。まだまだ手はかかるが、親の想像をこえる成長を見せている。これから2年間、幼稚園生活を通してどんな姿に育っていくのか、本当に楽しみだ。

 

ちなみに今年度、3歳キンダーは週2日、合計15時間(政府の方針で拡大中)でお金はかからない。チャイルドケアでは1日170ドル近くかかっていたので金銭的なメリットもかなり大きい。

娘は小学1年生に

娘(5)はPrep→Year 1へステップアップ。

 

1年前Prepに入学した頃の初々しい姿が懐かしい。

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最近は頭を悩ませていた登校しぶりもかなり減って、こちらも成長を感じられる。

 

週5で現地校に通っているだけあって英語力は伸びていて、家では英語でぶつぶつ喋りながら遊んでいる。今はまだ日本語の方が喋りやすい様子だが、意識して学ばせないと逆に日本語が弱くなりそう。

 

新しいクラスはYear1&2の2学年混合クラス。2学年をどうやって教えるの?と思ったがオーストラリアではこの方式のクラス編成を取り入れている学校がそれなりに多いようだ。

 

12月の中旬に新しいクラス分けが発表され、一番の仲良しが再び同じクラスになった娘は大喜び。今はほぼ毎日一緒に過ごしているらしい。

 

さらに、娘に関しては新年度から習い事が増えた。これまでのバレエに加えて、本人の強い希望で水泳とパフォーミングアーツ(歌、演劇、ダンスなど)を開始。ついでに土曜日の日本語補習校もあるので大忙しである。

 

コミュニケーション能力の高さは相変わらずで、習い事で出会う初対面の子供ともすぐに打ち解けているようだ。もちろんその他の面で不安要素は多々あるが、この長所を維持して伸ばす機会を与えてあげたいと思っている。

まとめ

親の心配をよそに子供たちは確実に成長している。

 

子供を連れての留学は金銭面、時間面で大変なことも多いが、それ以上に彼らに救われていると思う。どんなに研究がうまくいかなくても、どんなに気分が落ち込んでいても、家に帰れば私に存在価値を与えてくれるのだ。

 

子供の成長についてはまた時々記事にしようと思う。