集中治療医のStudy Melbourne

麻酔科系集中治療医が家族4人でオーストラリア・メルボルンへ博士課程留学!初めての海外研究生活、メルボルンライフの模様をお送りします!

久々のIELTS

クリスマス前に駆け込みでIELTSを受けた。

 

IELTSを受けるのは大学院出願のために受けた2020年以来7回目。

taku-fcb.hatenablog.com


今回の受験目的はPhD後にオーストラリアで医師として働けるようにするため。必要なスコアは各バンド7.0以上で大学院出願の基準より厳しい。

 

2020年の時点でこの要件に肉薄していたのと、PhD中にIELTS対策に割く時間をなるべく少なくしたいこともあり、今回はとりあえず一度受けてみて現在位置を確かめてから対策を始める作戦にした。

 

ちなみに私が留学ライフ以外に普段からしている英語学習は

  • Cambly 30分週3回:特に教材を使わず30分フリートークがほとんど
  • Podcast:Luke's English Podcast, Hidden Brain, This American Lifeを趣味で聴く
  • Practical Everyday Englishという教科書を1年半以上かけてちまちま進めた

の3つ。

 

受験料とOne Skill Retake

久々のIELTSで気づいたことが2つ。

 

今回の受験料は410AUDだった。日本円で約39000円。3年で大幅に値上がりしたのかと思いきや日本では25000円程度で変わっていない。シンプルにオーストラリアの受験料が高いだけらしい。

 

それから最近、One Skill Retakeといって1つのスキル(例えばwriting)だけ受け直せるシステムができたらしい。これはかなり便利。

ielts.org

結果

前置きはこれぐらいにして、早速気になる結果は...

 

 

 

 

 

 

 

まさかの1回で要件クリア!!おー!

 

ReadingとSpeakingは手応えより低くてちょっとがっかり。Readingは時間内に終えてほぼ完璧だと思っていたし、Speakingはこれまでの最高スコア7.5を出した時より明らかに流暢に喋れていたはず…。どこがいけなかったのだろう。

 

Speakingは海外で受験すると周囲の受験生のレベルが高くてスコアが出にくいという噂があるが、まさかそれは本当だったのか?なんて考えたり。

 

逆にWritingは時間配分をミスり、Part 2が250 wordsに届かず終わるという失態を犯したが、なんとか7.0に届いた。

 

 

改めてこれまでの7回を振り返ると

2020年

 ① R 9.0, L 6.5, W 6.0, S 5.5, overall 7.0 
 ② R 7.5, L 8.0, W 6.5, S 6.0, overall 7.0
 ③ R 8.5, L 8.0, W 7.0, S 5.5, overall 7.5 
 ④ R 8.0, L 7.5, W 6.5, S 7.5, overall 7.5 
 ⑤ R 9.0, L 8.5, W 7.0, S 6.0, overall 7.5 
 ⑥ R 9.0, L 8.0, W 7.0, S 6.5, overall 7.5
2023年
 ⑦ R 8.0, L 9.0, W 7.0, S 7.0, overall 8.0 ←new
 
各バンドにブレはあるがoverallはかなり一貫していて、トータルの英語力がよく反映されるというのが私の中での認識。
 
RとSが手応えと違ったもののoverallが0.5上昇しているので、留学で少しは英語力も伸びていると言えそう。SとW、もう少し伸びてて欲しかったというのが本音ではあるが。
 
何よりこれでIELTS対策に時間を割く必要がなくなったのは大きい。
 

おまけ

余談だが今回のIELTSで一番記憶に残っているのは、
 
試験当日、受付で私の前に並んでいた若い女性が
 
Your test was yesterday.
 
と言われていたこと。試験日間違えるのは新しい...。
 
そして、それに対してテストセンターの人が「あなたにできることはGPに行ってMedical Certificateをもらうこと。そうすれば無料で日程変更ができるから。」と悪びれもせず言っていた。これも斬新。昔医学部の試験を寝ブッチして親(医者)に証明書を出してもらっていた知り合いを思い出した。